話題の映画「侍タイムスリッパー」を観てきました!
感想を一言で言うと、「好きです!」の一言です!
何がいいって、やっぱり手作り感でしょうか。
なんとスタッフ10人で製作したそうで、役者さんもニ役をやられている方がいたり、本当に手作り感があって、あったかい感じがしました。
ストーリー的には、お侍さんが現代にタイムスリップしてしまうお話のなのですが。
実は現代にタイムスリップするのではなく、1990年の前半頃にタイムスリップしてきた話なのです。
1990年前半はバブルの影響で、テレビから時代劇がどんどん消えてなくなっていった時代。
そんな、ギリギリだった90年代を背景に、「時代劇文化を廃れさせてはいけない!」というテーマを謳った作品なのです。
そんな中、物語の中で何度もみんなでご飯を食べるシーンがあるのですが、それがとっても懐かしい光景なのです。
ご飯茶碗にお味噌汁のお椀、お漬物の夕食を、食卓を囲んでみんなで食べる。
その姿が、とっても懐かしい、と思ってしまう。
そんな現代に、今はなってしまったんだなぁと、ちょっと寂しくなりました。
ちなみにこの映画の監督さんは、お米農家もされているそうで。
それゆえ映画の中の「お米シーン」は、全て監督さんが育てられたお米だとのこと。
なんだかそれにも、妙に感慨深い気持になりました。
おそらく、遠からずアマプラなどで無料配信が始まるのでしょうが。
監督さんが私財を投じて撮りあげた作品。
ぜひとも劇場で見ていただきたいです。